夜泣き

ジェイドをよく泣かせてた頃に描いた線画に色をつけて持って来ました。

漫画にしようかと思って、独逸のお宅がどうなってるのか調べるのが面倒ゲホゲホ一枚絵を試し描いたんですが、
存在すら忘れていた……

自室がカオスです。
掘り出すととんでもねェモンが出てくるよ…

ああん
すごい今更
ほっぺの線忘れてる…

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夜も更けた頃
廊下でかすかな物音がした

自室のドアを薄く開け、廊下を覗いてみると
暗がりの中
おぼつかない足取りで、小さな体がゆっくりと動いていた

わずかに、鼻をすするような声が耳に届く

「何事だジェイド。こんな夜遅くに」

声をかけると、はっとしたように顔をこちらへ向けた
目が真っ赤になっている
ついさっきまで泣きじゃくっていたのだろうか

「ご、ごめんなさいレーラァ！なんでもないです」

膝をつき、幼い子に目線を合わせる

昔、ファータァが自分に話をさせようとする時に
いつもしていた仕草だ

「なんでもないわけないだろう」

泣いている自分に、ファータァはどう接していただろうか

「夢で…」

「夢？」

「おじさんと、おばさんが…いつもみたいに笑って…」

そう言うと、またその真っ赤な目から涙が溢れ出した






そっと頭を撫でて、目のふちの大きなしずくを指の腹で拭う

あぁ、
思い出した
俺が泣いている時、ファータァは難しい顔をしていたけれど
手はとても優しかった

「よかったじゃないか
夢で会えたのだろう？」

ジェイドは、少し驚いたような顔をした

そして、精一杯の笑顔を
私に向けた




「はい！」



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最近初めて、文章を書くという表現方法を覚えました。
まだまだ小説って言えない。
精進精進=３３